花粉症(かふんしょう)

花粉症は、アレルギーのひとつです。体が花粉に反応しすぎて病気になります。花粉が鼻や目にはいると、症状がでます。体が花粉を外に出そうとするから、「くしゃみ」をしたり、「鼻水」や「涙」がでたりするんです。2月から4月はスギ、4月から5月はヒノキ、6月から8月はイネ、8月から10月はブタクサやヨモギなどの花粉があります。


日本には、花粉症の人がたくさんいます。だいたい、30%くらいの人が花粉症だと言われています。どうしてこんなにたくさんいるのでしょう?なぜなら、スギがたくさんあるからです。スギは日本にしかない木です。中国にも少しありますが、その数は日本と比べてとても少ないです。花粉症が問題になっているのは、ほとんど日本だけでしょう。戦後に植えられたスギの木が大きく成長したし、地球温暖化の影響もあるし、花粉はだんだん増えているようです。花粉症以外のアレルギーがある人や、家族にアレルギーがある人は、アレルギーがない人に比べて、花粉症になりやすいと考えられています。


将来花粉症にならないために、花粉になるべくさわらないことが重要です。また、マスクは、花粉が多いときに効果があります。花粉が体に入る量がおよそ3分の1から6分の1になって、鼻の症状が少なくなる効果があるそうです。しかし、マスクをしていても完全に防防ぐことはできません。顔や頭には花粉がつきやすいです。ですから、顔についている花粉を洗うことも大事です。外から帰ってきたら、かぜの予防のためにも、うがいをしたり、顔を洗ったりしましょう。また、花粉がつきにくいように、化学繊維の服を着たり、メガネをかけたり、帽子をかぶったりしてもいいでしょう。

症状がひどいときは、耳鼻科や眼科、アレルギーの病院に行ったほうがいいです。いつもの生活では、よく寝ること、お酒を飲んだりタバコを吸ったりしすぎないことなど、いい生活習慣を保つことが重要です。


いま花粉症の人も、そうではない人も、花粉に気をつけて過ごしましょう。🤧



問題

  1. 花粉症の人は、どんな症状がありますか?

  2. スギ花粉は、いつからいつまでありますか?

  3. どうして日本には花粉症の人がたくさんいますか?

  4. どんな対策が必要ですか?



花粉症(かふんしょう)は、アレルギーのひとつです。体(からだ)が花粉(かふん)に反応(はんのう)しすぎて病気(びょうき)になります。花粉(かふん)が鼻(はな)や目(め)にはいると、症状(しょうじょう)がでます。体(からだ)が花粉(かふん)を外(そと)に出(だ)そうとするから、「くしゃみ」をしたり、「鼻水(はなみず)」や「涙(なみだ)」がでたりするんです。2月(がつ)から4月(がつ)はスギ、4月(がつ)から5月(がつ)はヒノキ、6月(がつ)から8月(がつ)はイネ、8月(がつ)から10月(がつ)はブタクサやヨモギなどの花粉(かふん)があります。

日本(にほん)には、花粉症(かふんしょう)の人(ひと)がたくさんいます。だいたい、30%くらいの人(ひと)が花粉症(かふんしょう)だと言(い)われています。どうしてこんなにたくさんいるのでしょう?なぜなら、スギがたくさんあるからです。スギは日本(にほん)にしかない木(き)です。中国(ちゅうごく)にも少(すこ)しありますが、その数(かず)は日本(にほん)と比(くら)べてとても少(すく)ないです。花粉症(かふんしょう)が問題(もんだい)になっているのは、ほとんど日本(にほん)だけでしょう。戦後(せんご)に植(う)えられたスギの木(き)が大(おお)きく成長(せいちょう)したし、地球(ちきゅう)温暖化(おんだんか)の影響(えいきょう)もあるし、花粉(かふん)はだんだん増(ふ)えているようです。花粉症(かふんしょう)以外(いがい)のアレルギーがある人(ひと)や、家族(かぞく)にアレルギーがある人(ひと)は、アレルギーがない人(ひと)に比(くら)べて、花粉症(かふんしょう)になりやすいと考(かんが)えられています。

将来(しょうらい)花粉症(かふんしょう)にならないために、花粉(かふん)になるべくさわらないことが重要(じゅうよう)です。また、マスクは、花粉(かふん)が多(おお)いときに効果(こうか)があります。花粉(かふん)が体(からだ)に入(はい)る量(りょう)がおよそ3分(ぶん)の1から6分(ぶん)の1になって、鼻(はな)の症状(しょうじょう)が少(すく)なくなる効果(こうか)があるそうです。しかし、マスクをしていても完全(かんぜん)に防(ふせ)ぐことはできません。顔(かお)や頭(あたま)には花粉(かふん)がつきやすいです。ですから、顔(かお)についている花粉(かふん)を洗(あら)うことも大事(だいじ)です。外(そと)から帰(かえ)ってきたら、かぜの予防(よぼう)のためにも、うがいをしたり、顔(かお)を洗(あら)ったりしましょう。また、花粉(かふん)がつきにくいように、化学繊維(かがくせんい)の服(ふく)を着(き)たり、メガネをかけたり、帽子(ぼうし)をかぶったりしてもいいでしょう。症状(しょうじょう)がひどいときは、耳鼻科(じびか)や眼科(がんか)、アレルギーの病院(びょういん)に行(い)ったほうがいいです。いつもの生活(せいかつ)では、よく寝(ね)ること、お酒(さけ)を飲(の)んだりタバコを吸(す)ったりしすぎないことなど、いい生活(せいかつ)習慣(しゅうかん)を保(たも)つことが重要(じゅうよう)です。



いま花粉症(かふんしょう)の人(ひと)も、そうではない人(ひと)も、花粉(かふん)に気(き)をつけて過(す)ごしましょう。🤧



問題(もんだい)

  1. 花粉症(かふんしょう)の人(ひと)は、どんな症状(しょうじょう)がありますか?

  2. スギ花粉(かふん)は、いつからいつまでありますか?

  3. どうして日本(にほん)には花粉症(かふんしょう)の人(ひと)がたくさんいますか?

  4. どんな対策(たいさく)が必要(ひつよう)ですか?

  5. どんな人(ひと)が花粉症(かふんしょう)になりやすいですか?

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