SA trip Day4: A wedding
いよいよ結婚式の日!朝は、毎週土曜日に開催されるという近所のマーケットに行ってきた。サンドイッチやコーヒー、パン、植物などいろいろなものが売られていた。私と同じような仕事をしている人と少し話すことができた。彼女はプラットフォームを使ってオンラインで英語を教えているらしい。すばらしい設備を持っている、と聞いたのでいろいろ教えてもらったら、やっぱり2つのライトとか、足元に置く扇風機とか、仕事時間を快適に過ごすために工夫をしているみたいだった。他の人達もみんな気さくで「わからなかったらいつでも聞いてね!何回も聞いていいから。わからないままより、何回聞かれてもいいから理解してほしいの」と言ってくれて、少し安心できた。朝食を食べたあと、結婚式が行われるTulbaghに車で移動。2時間半くらいの道のりだった。途中でショッピングモールに立ち寄り、Biltongというスナックを買った。ビーフジャーキーみたいなもので、南アフリカではよく食べられているらしい。味はなかなか刺激的で…ビールのつまみにちょうどいい感じだった。味付けも様々あるらしい。南アフリカにいる間に、My best biltongを見つけたい…14時過ぎにTulbaghに着いた。
二泊するのはTree houseで、こぢんまりしていたけれど素敵なところだった。プールやBraaiのための場所もあったし、部屋の窓からは大きな空き地が見えて、そこにシマウマやシカが来るのだ。
動物園以外でこんな動物を見たことがなかったから興奮した。一息ついて、結婚式の準備。ドレスを来たり、お化粧したり、髪をまとめたり…そのあと式が行われるワイナリーへ。初めてのことが多すぎて本当に緊張した…
結婚式は、日本と比べるとかなりカジュアルな感じだった。たぶん日本では「結婚式」じゃなくて「お披露目パーティー」みたいに呼ばれるものに近いと思う。音楽に合わせて新郎新婦が入場し、簡単な挨拶や乾杯をしたあと、参加者が自由に話す時間に。1,2時間話したあと、中のホールに入り、食事とスピーチ。食事は肉と魚から選べて私は肉にしたのだが、これがまた大きい!「山みたいなステーキ…」と言ったら笑われてしまった。
スピーチが終わると、また歓談タイム。ここからは食事が終わった人が外の庭に出たり、ダンスを楽しんだり、思い思いに過ごしていた。結婚式でダンスをするなんて日本では考えられないけど、こちらではたぶん当たり前なんだろう。ここでもいろいろな人と話すことができた。ルイボスティーの研究をしている人や、政治の研究者、エンジニア、ワインの輸入をしている人などなど。みんな久しぶりの再会だったみたいで、昔話に花が咲いていた。こうやって、何年経っても昨日も一緒にいたように話せる関係性がすごくいいなと思った。みんなと話している中で、南アフリカの典型的なお酒について教えてもらった。「ブランデー&コーク」というもので、その名の通りブランデーをコーラで割ったもの。たぶん、カリモーチョとかレッドブルウォッカとかと近いと思う。ある人はこれの「大人版」としてさらに水を足したものを飲んでいたので、私も習って同じものを頼んでみた。うん、意外とイケる。食事と一緒に飲むには甘すぎるけど、今回みたいにお酒だけを楽しむにはいい選択肢だと思う。嫌いな人もいるようだけど…そのあと同じ敷地内の別の場所に移動して、二次会のようなパーティにも参加した。英語&アフリカーンス語の波にもまれ続けてくたくたになったけど、日本に住む外国人の方たちはみんなこれを経験しているのかと思うと、本当にすごいと思った。特に、私の場合は(簡単に言うと)「厳しい文化」から「オープンな文化」への移動だからまだいいけど、これが逆だったらその何倍も気を使うだろうな…。少しだけ参加したあとツリーハウスに戻り、就寝。夜中の2時くらいだったと思う。シャワーを浴びて休んだら、ここからがまた大変で…腹痛で眠れず、夜中何度も起きてしまった。さて、ここからが地獄の始まり。。。
次回へ続く