166_私たちはどうして甘党なのか_Why do I Have a Sweet Tooth?

以前Podcastで、「甘党・辛党」という言葉について話しました。私は昔から甘党なんですが、みなさん「どうして私はこんなに甘いものが好きなんだろう?」と思ったことはありませんか?実は、甘い食べ物を愛するのには、遺伝、育った環境、食生活など、複雑な要因が関係しているんです。

まずは遺伝的な要因です。甘味を感じる器官の能力や糖分を処理する能力は遺伝的に決まっていて、それが私たちの好みや健康に影響を与えています。遺伝的に決まっている、と言われると「じゃあ甘党なのはどうしようもないのか」と思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。現代科学のおかげで、最近では、これまでの砂糖に代わる低カロリーの代替品が生まれています。そういった甘味料は血糖値を上げずに食品に甘みを加えられるので、糖分を処理する能力が低くても健康を害することなく摂取することができます。 ただし、その長期的な使用が体に及ぼす影響と潜在的な利点やリスクを完全に理解するには、さらなる研究が必要です。

遺伝以外の要因は、ふだんの食事で人工甘味料をどれくらい摂取しているかです。ある研究では、人工甘味料を炭水化物と一緒に摂取すると、脳や筋肉などのエネルギー源となるブドウ糖(グルコース)とインスリンのレベルを調節する体の能力が混乱する可能性があるとわかったそうです。インスリンは膵臓から分泌されるホルモンで、血糖値を下げる働きがあります。体がインスリンをうまく調節できないと、甘いものが欲しくてたまらなくなったり、肥満や糖尿病のリスクが高まったりします。

どれくらいの甘さが自分にとってちょうどいいのかは人によってさまざまです。私たちの体が糖分にどのように反応するかを理解することで、より健康的な食生活を送ることができるようになります。砂糖をできるだけ食べずに生きることもできますが、それでは少し味気ない人生ですよね。砂糖の摂取量を減らしながら適度に楽しむことのバランスを見つけることは、甘い食べ物と健康的な関係を築くための鍵のようです。

以前いぜんPodcastで、「甘党あまとう辛党からとう」という言葉ことばについてはなしました。私はむかしから甘党なんですが、みなさん「どうして私はこんなにあまいものがきなんだろう?」とおもったことはありませんか?じつは、あまものあいするのには、遺伝いでんそだった環境かんきょう食生活しょくせいかつなど、複雑ふくざつ要因よういん関係かんけいしているんです。

まずは遺伝的いでんてきな要因です。甘味かんみかんじる器官きかん能力のうりょく糖分とうぶん処理しょりする能力は遺伝的にまっていて、それが私たちのこのみや健康けんこう影響えいきょうあたえています。遺伝的に決まっている、と言われると「じゃあ甘党なのはどうしようもないのか」と思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

現代科学げんだいかがくのおかげで、最近さいきんでは、これまでの砂糖さとうわるていカロリーの代替品だいたいひんまれています。そういった甘味料かんみりょう血糖値けっとうちげずに食品しょくひんあまみをくわえられるので、糖分とうぶん処理しょりする能力のうりょくひくくても健康けんこうがいすることなく摂取せっしゅすることができます。

ただし、その長期的ちょうきてき使用しようからだおよぼす影響えいきょう潜在的せんざいてき利点りてんやリスクを完全かんぜん理解りかいするには、さらなる研究けんきゅう必要ひつようです。

遺伝いでん以外の要因よういんは、ふだんの食事しょくじ人工じんこう甘味料かんみりょうをどれくらい摂取せっしゅしているかです。ある研究けんきゅうでは、人工甘味料を炭水化物たんすいかぶつ一緒いっしょ摂取せっしゅすると、のう筋肉きんにくなどのエネルギーげんとなるブドウとう(グルコース)とインスリンのレベルを調節ちょうせつするからだ能力のうりょく混乱こんらんする可能性かのうせいがあるとわかったそうです。

インスリンは膵臓すいぞうから分泌ぶんぴつされるホルモンで、血糖値けっとうちげるはたらきがあります。からだがインスリンをうまく調節ちょうせつできないと、あまいものがしくてたまらなくなったり、肥満ひまん糖尿病とうにょうびょうのリスクがたかまったりします。

どれくらいのあまさが自分じぶんにとってちょうどいいのかはひとによってさまざまです。私たちのからだ糖分とうぶんにどのように反応はんのうするかを理解りかいすることで、より健康的けんこうてき食生活しょくせいかつおくることができるようになります。砂糖さとうをできるだけべずにきることもできますが、それではすこ味気あじけない人生じんせいですよね。砂糖さとう摂取量せっしゅりょうらしながら適度てきどたのしむことのバランスをつけることは、あまもの健康的けんこうてき関係かんけいきずくためのかぎのようです。

In a previous podcast episode, I talked about the terms "amatō and karatō", which means people who like sweet food and spicy food. I have always had a sweet tooth, but have you ever wondered why you have such a sweet tooth? Actually the reason why we love sweetl foods is related to a range of complex factors, including genetics, upbringing, and diet.

First, there is the genetic factor. The ability of our organs to sense sweetness and process sugar is genetically determined, thereby influencing our tastes and health. When you are told that it is genetically determined, you may think, "So there is nothing I can do about having a sweet tooth." But that is not true. Thanks to modern science, low-calorie alternatives to sugar have recently been created. These sweeteners can add sweetness to foods without raising blood sugar levels, and they can be consumed without harming your health, even if you have a low capacity to process sugar. Further research, however, is needed to fully understand the effects of their long-term use on our body and their potential benefits and risks.

A factor other than genetics is how much you consume artificial sweeteners in your daily diet. One study found that consuming artificial sweeteners together with carbohydrates may disrupt the body's ability to regulate levels of glucose and insulin, which provide energy to the brain and muscles. Insulin is a hormone that is secreted by the pancreas and its job is to lower blood sugar levels. If your body struggles with adjusting insulin properly, it can lead to cravings for sweet foods and an increased risk of obesity and diabetes.

How much sugar is just right for you varies from person to person. You can eat healthily by understanding how your body reacts to sugar. We could live our lives eating as little sugar as possible, but our life would be a bit tasteless, right? Finding a good balance between enjoying sugar moderately while reducing our intake of it seems to be the key to a healthy relationship with sweet foods.

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