SA trip: A long hike

今日は土曜日。朝雨が降っていたので市場がやっているか心配だったけれど、無事開催されるそうなので行ってきた。今回の目当てはpannekoekとコーヒーもそうだが、その隣のパン屋さん。クロワッサンやプレッツェルなどを売っていたので、初めて買ってみることにした。この日は朝のせいで肌寒かったので、テイクアウトして家で食べた。パン屋さんでは特別な酵母を使っているらしく、どれもおすすめとのことだった。今回買ったのは、クロワッサン、プレッツェル、シナボン。コーヒーのお店にはいつものように息子さんと店主の方がいた。息子さんに「何年くらい作ってるんですか」と聞いてみたら、4,5歳の頃からだという。今たぶん10歳前後だろうから、軽く5年は続けているらしい。もう立派なプロフェッショナルだ。帰ってきたあと晴れ間が見えてきたので、隣町まで歩いてみようということになった。約12kmの道のりを行く。

旅路の始まり

海沿いをずーっと歩いていくのだが、途中岩がごろごろしているところや背の高い茂みがあるところなどがあり、飽きずに歩ききることができた。

石で四角く囲まれているのは、大昔に使われていた漁場

結局10km、2.5時間くらいの行程だった。

海沿いをずっと歩いて行く

ここを通る人々が石を積み上げていたので、私も便乗

切り傷がついたような岩がたくさんあった

昼過ぎに着いたので、そこでランチを食べた。

隣町のビーチで唯一のレストラン。ここを目指して歩いてきた

私が食べたのは、Tramezzini。サンドイッチみたいなものだと聞いていたけれど、それよりだいぶシンプルで、パンもふわふわで軽めのものだった。今まで食べたことがないからこれが基準になりそう、と思ったけれど、これは本来のものではないらしい。今度本物のTramezziniを食べてみたい。

この日は朝晩2回停電があったので、夜ごはんは充電式のランタンとろうそくの明かりの中で食べた。南アフリカの電気事情について聞いてみると、国全体を一つの電力会社が管理していて、20年ほど前までは他国に技術を輸出するほどだったらしい。それが20年前から政権が変わり、汚職がはびこるようになった。また、古くなった発電設備を修理したり、新たな発電所を作ったりするための補助金もすべて、汚職のために正しく使われず、そのしわ寄せが今きているんだそうだ。また、電気の銅線を盗まれることもよくあるらしく、そのために突発的に停電になることもあるそうだ。今は政権も電力会社も新体制になり、一生懸命組織や設備を刷新しようとしているが、一朝一夕にできるものではないので、こうして何日か計画停電を行っているとのこと。他にも、電気代は直接その電力会社に払うのではなく市役所に払って、市役所がそれをまとめて電力会社に払うシステムのようなのだが、市役所でも着服などが横行していて電力会社に電気代が支払われないこともよくあるそうだ。話を聞いて、日本と違いすぎて本当に驚いた。一つ前の政権の噂は友達もよく言っていたけれど、こんなに悪い影響をたくさん与えていたのか…。

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