Intermediate: 人生初のダイビング！

生まれて初めて、スキューバダイビングをしてみました！ただダイビングするだけでなく、ライセンスを取るためのコースを受けました。基本的に、ダイビングをするときはライセンスが必要です。インストラクターといっしょに潜るときでも、ライセンスを持っていなければなりません。そのため、3日間かけていろいろな技術を習得しました。実はライセンスを取るのに必要なのは、実技だけではありません。動画を見たりテキストを読んだりして、勉強しなければいけないんです。事前に資料をもらっていたので、実際のダイブまでに理論を勉強していました。

さて、私が今回訪れたのは、マレーシアのボルネオという島。マレーシア、インドネシア、ブルネイに分かれている大きな島です。高級なリゾートではなく、とてもシンプルなところを選びました。ドライヤーやケトルなどの電化製品は持ち込めず、充電できるのは夕方の6時間だけ。水は雨水を溜めたものを節約して使わなければいけないし、冷たいシャワーしか出ない、というような環境です。不便なように聞こえますが、暖かい日差しの中で海を見ながら過ごしていたので、あまり気になりませんでした。

ダイビングのコースは3日間で、毎日2回～3回潜りました。1日目と2日目の前半までは、スキルを身につけるためのダイブだったので、呼吸するための機械を水中でわざと外したり、マスクを外してつけ直したりします。運転の練習と似ているかもしれませんね。楽しむことではなく技術を身につけることが一番の目的だったので、正直に言うとこのときはあまり気分が上がりませんでした。というのも水の中での呼吸（機械を使った口呼吸）、器具の使い方など、初めてのことばかりで圧倒されてしまったからです。それに、私は他の人と比べて体温が下がりやすいみたいで、真夏の海にいるのに、寒さでふるえていました🥶。緊張すればするほどスキルの習得に時間がかかって長い時間潜っていることになるし、長い時間潜っているほど寒さはひどくなるし、悪循環ですね😅。…こう書くと全く楽しそうではないですが、2日目の午後からは少しずつ緊張や恐怖、不安が和らいできました。慣れてきたんですね。それに、スキルの習得が終わって短いファンダイブをしているときに魚を見たら、楽しくなってきたんです。3日目には18m（このライセンスで潜れるギリギリの深さ）まで潜っても初日ほど怖いとは思わなくなりました。ただ、10mを超えると水圧や水温が一気に変わるんです。最初はそれに少し驚きました。

滞在の半分は「なんでこんなところに来てしまったんだろう…」と、ダイビングしようと思ったことを後悔していましたが、コースを終えた今は、やってよかったと思っています。私にとっては難しい挑戦でしたが、それを乗り越えられたし、新しい世界を見られたし、これからが楽しみになりました。