Intermediate: 2回目のダイブ、恐怖と感動
前回はライセンスを取るためのダイビングでしたが、今回は完全にファンダイブ(楽しむためのダイビング)!Bubbles というリゾートを訪れました。一時間ほどボートに揺られてきたときに、海を見てみて、その透明度にびっくりした、まさにエメラルドブルー!
ここはウミガメの保全プロジェクトに力を入れているらしく、夜中にウミガメの産卵のために起こしてくれるサービスがありました。ただ、毎晩産卵が行われるわけではなく、滞在中に一度見られればいいということだったので、起こしてもらえるようにお願いしました。すると、3日目の夜、ドアをノックする音が!見えたのは…
赤い岩…?いえいえ、これは産卵をするお母さんウミガメ🐢
今回のダイビングではマスクに水が入ってきたり、レギュレーター(水中で呼吸するためのホース)から息が吸えなくなってパニックになったり、視界がよくなかったりとさまざまなハプニングや課題がありました。でも、経験豊富なインストラクターのおかげで、練習を重ねながら、少しずつ自信をつけることができました。また、前回訪れたダイビングリゾートでは、スタッフの方たちが準備や片づけをしてくれたのですが、今回はダイバーが自分で自分の道具を準備したり片付けたりしました。それも、道具についてよく知るいい機会になりましたよ。
このリゾートの周りにはダイブサイトが多くて、私のような初心者でも楽しめるスポットがたくさんありました。大きな岩をぐるぐる回りながら白黒のウミウシの赤ちゃんを見たり、攻撃的な魚を避けてそーっと泳いだり。
一番感動したのは、沈没船の周りを泳いだときです。海の底まで潜ったあと、そこに膝をついて数分間じっとして魚を見ていました。舟を見上げると、そこにはたくさんの魚が!水族館で見るような魚群がいくつも見えました。同じような光景は、テレビやVRで体験できるかもしれませんが、目の前で見ると没入感が違いました。人間の世界に魚が住んでいるというより、魚やサンゴのすみかに人間がお邪魔しているという状態なんです。舟の周りを回りながら少しずつ上に上がって沈没船のデッキに出ると、そこにはサンゴや魚たちの家がありました。このダイブは10回目だったんですが、初めて心の底から楽しいと思えるダイビングでした。
次にダイビングする日が待ちきれません!