SA trip: We are powerless

朝、7時からサファリ見学があったので、早起きして車へ。2時間のgame driveのあと、帰ってきて朝食をとった。朝ごはんは、たくさんのメニューの中から好きなだけ選べるスタイル。ハムなどの冷菜やオムレツ、シリアルなどたくさんの種類があった。遅めの朝ごはんのあと、少し仕事をしてチェックアウト。


帰り道、ミルクシェイクを飲もうということになり、コーヒー味のミルクシェイクをテイクアウト。ミルクシェイクは人気のようであちこちで見てはいたけど、飲むのは初めてだった。暑いときに飲んだら美味しいだろうな、という冷たさと甘さ。


帰宅する直前で思い出したのだけれど、この日は朝8時~夕方4時まで、8時間の計画停電があるんだった。レッスンの時間も含まれていたのに、すっかり忘れていたために朝のレッスンでバッテリーをかなり消耗してしまった・・・家中にあるデバイスをかき集めてデザリングし、Skypeにログインし、ノートをとる体制を整える。なんとかなりそうだと思った矢先、なんと携帯電話の電波がなくなり、圏外になってしまった。これは南アフリカの人々も初めてのことらしく、理由も対処法もわからないようだった。できることはなにもないのでただ待っていると、15分程度で復活。レッスンも無事乗り切ることができて、ひと安心してサイクリングへ。「もっと自分にプレッシャーとかけよう」という言葉の通り、今回は限界に挑んでみた。息がうまく吸えないくらい苦しくて、終わったあとに自転車から降りたら、脚が子鹿のように震えていた。まだまだ練習が足りません。


帰ってきてシャワーを浴びたのが、16:30頃。すると、「まだ電力が戻っていないから、ドライヤーが使えない」と知らせが。あと30分で次のレッスンが始まるけど、それまでには戻るかな、と思いあまり気にせず待っていた。ところが、10分前になっても電気がつかない・・・このレッスンも、先程と同じ方法で乗り切ろうとした。なんとか最後までやりきって、バッテリー残量を見ると残り16%。危なかった・・・。

 
 


その後もずっと停電がつづいたので、暖炉をつけてみんなで火を囲んで待つことにした。しばらく話していると、家がぱっと明るくなる。やっと電気が戻ってきたのだ。電気がないと食事の準備も、仕事も、髪を乾かすこともできないなんて、私達は電力がないとなんて無力なんだろうと認識させられた日だった。その日の夕食は、農場で作られたというソーセージ。中の肉はシカとラムだそう。普通のより脂身が少なく、味がしっかりしていて美味しかった。


・・・写真がないのは、停電でスマートフォンの充電がなかったからです。

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