SA trip: Visiting Elim

朝起きて身支度を済ませると、友達がすでに起きて朝ごはんを作ってくれていた。この日はベーコン、目玉焼き、昨日の残りの肉とパン。焼いてくれたパンも美味しかったけれど、トマトジャムが絶品だった!

美味しい美味しいと褒めまくっていたら「あげるよ」とひと瓶くれました

手作りらしい。すごい。朝食を食べて荷造りが終わったところで、この一家とはお別れ。

次に向かったのはElimという村。とても小規模で、周りから隔てられたカラードの村。教育や宗教的行事をほとんど全て自分たちで行っているらしく、行政にはあまり頼っていないらしい。友人曰く、10年ほど前に訪れてとてもきれいだったそう。それを聞いて楽しみにしていたのだけれど、訪れてみると手入れが行き届いていないところも多かった。きっと、コロナの影響で観光客が減って、維持・管理するだけのお金がなくなってしまったんだと思う。

ケープダッチ方式の、比較的小さい家が並ぶ

村の中心には博物館があり、そこには写真とそれについての説明、昔使われていた道具の展示などがあった。村に住んでいる住人の、そこでの住心地に関しての文章を読んでみると、肯定的なものがほとんどだった。Elimを出ていくなんて考えられないとか、子供を育てるなら絶対にこの村がいいとか。カラードの人たちは他の地域だと危険な目にあったり自分が望む教育を受けられなかったりするそうだから、それもこの街に肯定的な理由の1つなのかもしれない。いい教育を受けさせてあげられるし、危ない目に合うこともあまりないから。でも、子どもたちには選択肢をあげて、自分で選ばせるほうが幸せなんじゃないかと思った。一度外の世界に出てみて、比較して、それでもElimがいいと思ったらもどってくるだろうし、それより外の世界が合う人もいるかもしれない。それを大人が決めて閉じ込めてしまうのはもったいないんじゃないかと思った。もちろん、そのほうが幸せなこともあるかもしれないけれど…

小さな村なので一周しようと歩いていると、なんと道を牛が歩いていた!のどかな雰囲気だとは思ったけれど、ここまでとは。

さすがに野生ではなく、鼻輪がつけられていた

村を出て、次の目的地はGansbaaiの家。木でできていて、ぬくもりあふれる雰囲気だそうだ、道すがら、評価が高いワインファームがあったから、立ち寄ってみることにした。おしゃれな雰囲気で、湖に隣接している。時間に余裕があったので、そこでチョコレートとワインのペアリングをすることに。白ワインとロゼにはホワイトチョコ、赤ワインにはダークチョコという具合。

いい景色を見ながらだと一層おいしく感じる

チョコレートもとても凝っていて、ドライフルーツやスパイスが練り込まれていた。ワインだけで飲んだ場合とチョコレートと一緒に飲んだ場合で味わいが大きく変わるものもあって、おもしろかった。気に入ったワインを購入し、Gansbaaiへ。木の家は3つの寝室とリビング、キッチンからなる家で、庭にはBBQスペースとデッキが。はしごを登ってデッキに行くと、海がよく見えた。着いてから夕飯の買い物をして、Braai。この日はラムチョップとOopsi、パンを焼いた。

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