SA trip Day11: Birthday Party
友人のお母さんの誕生日で、海沿いの街に行く日。朝一つレッスンをこなして、最後の荷造り。バタバタしつつもなんとか時間内に終わらせて、朝ごはんを食べに大きなゲストハウスのレストランへ。もともと遠い親戚の方が所有していたところらしい。ゲストハウスというより迎賓館というのがいいような立派な建物で、大使館のように見えた。または、英国貴族のお屋敷とか。
朝食はコース仕立てになっていて、フルーツサラダ、スコーン、スムージー、パンケーキなどをいただいた。
ここで、初めてレッドカプチーノを飲んだ。マイルドで美味しい!
お母さんへのプレゼントには日本で買ったみりんを。その後ちょっと買い物をして移動。途中、レストランや土産物屋があるところでシェイクを飲みながら休憩。太い道路(たぶん国道)沿いには、何kmおきかに道の駅みたいにこんな店が点在している。
ふらっと立ち寄ったお店できれいなワンピースがあったので試着すると、サイズがぴったり。店員さんにも勧められたのでだったのでまんまと即購入。暑い日だったのでそのまま着て行くことにした。カーステレオから流れてくるのは、boer musiek という伝統的な音楽。boerとは「農家」の意味で、南アフリカ人は自分たちのことを「農家」と呼ぶことがあるらしい。ただ、この言葉を南アフリカ人以外が使うと侮辱的になることもあるので注意しなければいけないとのこと。boer musiekはドイツの音楽と似ていた。町に着いて荷物を全部運び入れたあと、少し散歩に行くことに。港がある海沿いの町だから、潮の匂いがした。草の匂いたつ感じも、なんだか懐かしかった。一息ついて散歩していると、途中、カラードの人たちが集まる公園のような場所があった。Braaiをしたり、音楽を流して踊ったり、楽しそうに過ごしていた。その後少し進むと、今度は棚田型の劇場で、ピアノと歌の演奏が行われていた。
夕暮れ時に似合うジャズ調の演奏で、観客は多くなかったものの、みなワインを飲んだりただリラックスしたり、思い思いの時間を過ごしていた。帰ってきて、夕食のためにレストランへ。小さい町だから、どこへ行くにも5分くらいで着くのだそう。レストランはとても雰囲気がよくて、誕生日をお祝いするのにふさわしかった。南アフリカ産の赤ワインで乾杯したあと、それぞれメインを決めた。フィレや魚等があるなか、「面白いと思う」と言われOxtailを注文。
骨が多いにしてもすごい量がきた!食べきれず、少し残してしまって申し訳ない気分。赤ワインも料理もかなりしっかりした味わいだったから、本当に満腹になった。デザートも美味しそうで、私以外はドン・ペドロ(バニラアイスとアマルラを混ぜたもの)を頼み、私はブランデープディングを。
黒蜜のような味わいと、ナッツとドライフルーツが入っていて美味しかった。もっとも、これも半分ほどでお腹いっぱいになってしまったのだけど…持ち帰るためのバッグをお願いすることもできるそうで、これは「Doggy bag」と言われているらしい。犬の餌のためのバッグ、というところから来た言葉。