SA trip: Eating interesting meats

今日は、人気のレストランに行ってみることにした。前回予約しないで入ろうとしたら、満席で断られてしまったのだ。入ってみると、テーブルはほぼ満席で、予約していなかったら入れなかったと思う。席につき、メニューの説明を受ける。このレストランでは、ダチョウやワニなど、一風変わった動物の肉が食べられて人気なんだという。ダチョウもワニも食べたことがなかったから、とても迷った。次の日に行くOodtshoornという街はダチョウがとても有名だそうなので、そこで食べられることを願って、この日はワニに決定。ワインを飲みながら話していると、ほどなくみんなの料理が到着。それぞれ、ポークリブ、ビーフステーキ、魚、ダチョウなどを注文。どれもけっこうなボリュームだった。

ステーキ。肉だけでなく、ムール貝やエビなど魚介類も一緒にきた

ワニは鶏肉のような味と聞いていたけれど、実際食べると、歯ごたえのある豚バラのような味だと思った。臭みはなく、食べやすかった。てりやきとわさびという、和風の味付けのものを頼んだのだが、あまりわさびを感じられなかった。

ワニのグリル。下にはマッシュポテトとかぼちゃがある

食べながら、言語についていろいろな話をしていると、おもしろいことを知った。スツの人たちのニュースを聞いていると、ところどころで「にゃー」と言うんだそうだ。相槌のようなものなんだろうと言っていた。それを聞いてとても驚いた。山形の方言でも全く同じものがあるのだ。山形では、相槌にも使うが、語尾の「~ね」の代わりに「にゃー」と言う。老若男女、みんな猫のようになるのが、他県の人からしたらおかしいのかもしれない。意外なところでつながりを感じることができた。




この日は朝から立て続けにレッスンをして、その後すぐKKNKに行くというちょっとハードなスケジュール。KKNKは、南アフリカ最大級の、アフリカーナーのためのお祭り。いろいろな出店やライブ、演劇などがあり、1週間ほど行われる。11時過ぎに出発して、お祭りがあるOodtshoornという街へ向かう。すでにお腹が空いてHPが0に近づいていたので、通り沿いのENGEN(ガソリンスタンド)の隣のコンビニで、エナジーバーを買う。すぐに回復し、時間通り街に到着!結構大きな街みたいで、車通りも多く、人出もあった。14時から観たのは、アフリカーンスのブルースのライブ。国内の有名なギタリストたちが集って、セッションをするというものだった。ブルースにあまり馴染みがない私はリズムに乗るのが少し難しかったけれど、それでも歌やギターを楽しむことができた。

ブルースのステージ。真ん中の女性がメインボーカルで、他の人も代わる代わる歌っていた

見終わってから、腹ごしらえをするためにカフェスペースへ。フレーバーつきのビールとお肉を注文。すでに15時半くらいだったけど、お昼を食べていなかったから。お肉はすごい量がきた!特に興味を惹かれたのは、羊のしっぽの肉。骨の周りにうすく肉がついていて、それをカリカリに焼いたものだ。羊の肉特有の匂いがあったけれど、塩コショウが効いていて美味しかった。他にもミートボールや牛のステーキなどを食べて、結構満腹になった。

一番手前が羊のしっぽの肉。カリカリしていておいしい

17時からは演劇。KARATARA(カラータラ)というもので、実在する町が舞台の演劇だ。貧しい人たちが住むKARATARAという町で数年前に起きた火事がテーマらしい。アフリカーンス語ばかりでわからないかなと思っていたけれど、もっと芸術的な内容で、言語はあまり関係ないようだった。3人という少人数での劇だったけれど、ダンスの動きが洗練されていて、見ていて面白かった。

KARATARAの上演後。スタンディングオベーション

観劇のあとは1時間半ほど時間があったので、ここで夕食。前日から食べたいと思っていたダチョウが食べられるレストランへ。このあたりで一番人気というレストランが、ギリギリひと席だけ空いているということで、急いで予約して向かう。メニューを見ると、なんと1ページまるまるダチョウのメニューがあった。ダチョウのグリル、ステーキ、煮込み、ラップサンドなどなど。

ダチョウの煮込み。柔らかく煮てありおいしい

迷わずダチョウのステーキを注文。

こちらはステーキ。添えられている葉っぱも食べられる(すこし酸っぱい)

ダチョウは牛肉の赤身のような感じで、柔らかく脂肪が少なく、とても美味しかった!調理の仕方もよかったんだろう。このレストランが人気なのもわかる気がする。レストランから次の催し物の場所まで距離があったので、車で移動した。10分ほど行くと、広い農場に着いた。農場での野外ライブは初めてだったけれど、開けた土地で聞くギターとパワフルな歌声が心地よかった。

国内で有名な歌手だというKaren Zoidのコンサート。思ったよりトークが長かったが、おもしろかった

21時半ころライブが終わり、会場をあとにした。

Previous
Previous

SA trip: An intelligent Baboon

Next
Next

SA trip: South African and Japanese traditional food